客と仲良くなる

お客様と仲良くなるために、友人のように会話するホストがいますが、それは誤りです。友人であれば対等ですが、ホストとお客様とは当然ながら対等ではありません。従って、おお客様を前にすると、傾聴と呼ばれる姿勢が必要になります。指名をもらってしばらく経った頃であれば、友人のように振舞うことも許されるでしょうが、最初は必ず傾聴に徹しなければなりません。つまり、相槌を打ちながら、ひたすら聞き手に回るのです。もちろんお客様に対する敬意があるからこそできる態度であり、それ故話の腰を折ったり、否定したりするのは禁物です。
確かにホストから話しかけることを望む客も多いのですが、そうした客であっても時には愚痴を聞いてもらいたかったり、沢山話してストレスを解消したかったりします。ですから客の望んでいることを敏感に察知した上で、臨機応変に対応することが求められるのです。ホストクラブは特別な場所ですから、相槌を打ちながら話を聞くだけで、数万円が飛び交います。上手く客の心理を見抜けば、そうした稼ぎ方が出来ますし、客も満足してその額を支払います。
例を挙げましょう。客が自分の不幸話を始めたとします。ホストはそれに対してどう反応すれば良いでしょうか。過去に実際にあった例ですが、あるホストは「自分なんてそれより酷い経験をしましたよ!」と自分の身の上話を始めてしまい、客を退屈させてしまいました。この種の客は話を聞いてもらえれば満足するタイプですから、ホストとしては関心を示すことのみに徹するべきです。例えば、「本当ですか?その後どうされたのですか?」などと返答すれば良いのです。

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