風営法の内容

現行の風営法の内容を、概観します。

風俗営業は、開店時刻から午前0時までの営業を認められており、深夜に当たる午前0時から午前6時までは基本的に営業ができませんが、各都道府県によりその時間帯の営業には差異があります。

「深夜における酒類提供飲食店営業」に当たる場合は、警察に届出をすることで、この時間帯の営業が可能となりますが、この場合は「接待をしない」営業であることが条件づけられているため、ホストクラブはこの届出をすることができません。
風俗営業を行うには、公安委員会に許可申請を行い、これを許可される必要があります。対して、いわゆる「フーゾク」、つまり性風俗関連特殊営業の場合、「許可」ではなく、「届出」が要されることになります。
届出は、基本的に、しっかりと体裁を踏まえていれば、却下されることはありません。

規制がより厳しいであろう性風俗店が、「届出」でよく、風俗営業が「許可」を必要とする、と言うのは意外かもしれません。
風営法の改正時、性風俗関連特殊営業を許可制にするかどうかと言う店が議論されましたが、公安委員会が、公式に性風俗店に許可を与える、と言う形になってしまうことは避けた方が良いのではないか、といった事情から、届出制が採用されています。

届出をしたからといって、廃業をした時に廃業届を出す義務はありません。
そのため、店舗数の把握などの実態を当局が把握することにおいては、これは現実と認識との乖離を生み出す原因になってしまっている、と言う指摘もあります。